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2019.03.24 Sun after all全曲(15) 雨がやんだら

十五曲目は「雨がやんだら」です。

出来た日は2015年の8月4日。
子どもが産まれて、それでもまだ大人になれない自分に苛立ち、息が詰まって、外の空気を吸いに出た夏の夕方。ドアを開けたら虹が待っていた。

大好きだった祖母は、亡くなる直前の夕方、空に大きな虹をつくった。
祖母は一言で言うと、「強い人」だった。戦後、満州から娘たちの手を引いて命懸けで帰国し、混乱の中を生き抜いた。
生前祖母は、いっとう可愛がっていた僕の妹にいつかこんなことを言った。
「強くならなきゃだめよ。強い者が勝つんだから、人生は」

強さって何だろう。僕にはずっとわからなかった。だけど本当の優しさは強さの先にしかないということは、なんとなくわかってきた。そして強さの始まりは弱さを認めることだと。

もう、逃げるわけにはいかないから。地に足つけてしっかり歩くから。
ばあちゃんに会いたいと、せめてどこかから見ていてほしい。
踏み出すことの悲しみが胸をとらえても、新しい自分から目を背けずに、ちゃんと歩くから。

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【雨がやんだら】

僕が歩くのは 茨の道でも高い山でもなくて
どちらかと言えばとても平坦な道だ

それでも時々 立ち止まる弱さ
悟ったふりをするな 汗に濡れた今を見ろ
宇宙に逃げるな

夢を持ち替える日々
夏の恋のように
楽しくなるほどすぐ 淋しさに変わる僕らの日々


頬に貼りつけたまま 街灯のオレンジ
忘れられた記憶を手探る世界のどこかで
あなたが生きてるような気がして

雨はやんだかい 虹は見えたかい
こちらはまだ遠い夕立の中

名前はつけてあげられないけど
一歩ずつ零れた涙も僕だった
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