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2017.09.05 Tue PV撮影記

2017年8月17日、午前11時半の阪急宝塚駅に、長身アフロヘアーにサングラスのその男は現れた。星条旗が大きくプリントされた紺色のTシャツ(ほどなく汗でびしょ濡れになる)に身を包んだ安井淳は開口一番、改札口で仁王立ちで待っていた進藤宏希にこう告げた。

「俺のロケはもう始まっている」

かくしておれたちの汗だくPVロケツアーは始まった。前半のロケ地はおれの生まれ育った町宝塚。武庫川以北、長尾山寄りの、進藤実家にほど近いエリア(主におれの散歩コース)にて撮影を行った。
途中、実家にも寄る。おぉ実家に安井さんがいる。ドラえもんの世界にデビルマンが居るみたいなエキセントリックな感覚が素敵だった。安井さんがおれの両親と挨拶を交わす。いいかっこしようと水出しの緑茶、フォーク的なカトラリーで切って食う感じの和菓子でもてなす進藤母…。
クーラーの心地良さと居心地の悪さの同居する空間を満喫し、撮れ高を積み重ねてゆく。

途中、安井さんの写真をツイッターに上げた。途端に「いいね」という声なき声が聞こえてくる。人の写真をツイッターに上げてイイネを貰って喜ぶ悲しい男がおれだ。しかし二〜三件ツイートすると皆反応しなくなった。おれのPVに対する皆の興味はこんなものなのか…
取り乱してはいけない。心を無にして、ソリオ(宝塚の商業施設)にある「喫茶チェリー」にてカレーライスを頬張る。
真夏の真昼の暴力的な太陽を浴びまくり、ジワジワと体力を奪われていた我々。ここ喫茶チェリーにて静かに体力の限界を迎える。後は空元気とプロ根性だった。口数は少なくなる。

その後、地獄のような満員かつ熱帯な電車移動時間を経て、我々は遠く辺境のロケ地にて奇跡的な撮影に成功する。
帰りの電車で、安井監督が買ってくれたキリン秋味をあおったとき、本当に美味くて、かつなんか倒れそうだったよ。十三で飲みなおして解散した。

初めてのPV、音楽家として、映像作家として信頼する安井監督に胸を借りまくって、ごく控えめに言ってとても良いものが出来たと思う!安井さんに頼んで、本当に良かった。たくさん無理聞いてくれたし、安井さんのセンスに脱帽しっぱなしやった。おかげで恥ずかしさよりも作品を作り上げる楽しさが勝って、アグレッシブな創作になったと思う。ありがとうございます。
そして何より楽しかった。なんせこの日は暑かったし、それよりももっと楽しかった。この夏で一番の思い出かも。。。

皆さんどうか公開を楽しみにしていてくださいね。
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