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2015.10.28 Wed アンテナの歌

最近どうやら歌いたいことがあまりなくなったようで、これでようやく僕も音楽を趣味に出来るのかもしれないという気がして嬉しい。これまで切実すぎた。
音楽を趣味に、と言うと自嘲的に聞こえるかもしれないけれどそういうことではなくて、前向きに。いつか音楽のための音楽を作りたいと思ってきたけど、どうしても自分のための歌を吐き出すことを優先してきてた。自分の心象を象ることに終始して、音楽の面白さを二の次にしてきたと実際思う。だから、音楽が好きとか、そういう感覚ではなくて、もっともっと近いものだった。でも、本当は音楽が僕好きやった。一番楽しかったのはバンドやってた頃。10年ぐらい前に狭いスタジオで感じていた、音楽の摩訶不思議を体現するその説明できない楽しさが、僕の人生で最も貴重なものだった。
一人でやる音楽はまた違ったベクトルで、内へ内へ、自分の心に届くものをつくろうとしてやってきた。わくわくする感じは脇へ置いて、僕は静かに日々を歌にしていた。
今、一旦歌いたいことは、もうなくなったような気がしてる。だったら、遅ればせながら自分なりに音楽を楽しんでやりたい。一人やけどバンドみたいに。何の意味もない曲を作りたい。自分の才能に自由を与えてやりたい。またすぐきっと心に絡めとられる時が来るだろうけど。今は、ただそんなふうに思ったのである。
自由に、好きなように、意味なんてない音楽をやっていいのだ!と思った会社の帰り道、妙に嬉しくて開放感に手を引かれて、よし全く意味のない曲を作ろうと、適当に目についたものを歌ってみた。結果、ものすごく意味深いものになってしまった・・・・・あくまで自分にとって、やけど。まだまだやな!何も考えずに作っても、そのときの自分を描いているようで不思議です。でも、確かに面白い曲にもなったので、聴いた人がどんな顔するのか、人前でやるのが楽しみです。


「アンテナの歌」

君はもう何も受信してない
欅の大木に隠された古いマンションの屋上で

今はただ星の遠さと微かな引力に
背が伸びたみたいな気がしてくるから不思議だ

不思議な アンテナの歌 アンテナの歌 アンテナの歌


僕はもう何も期待してない
砂漠の地下水脈の存在も教えるつもりはない

匂いには勝てないからと 匂うような歌を歌う歌うたい
これがその不思議なアンテナ アンテナ

アンテナの歌 アンテナの歌 アンテナの歌 アンテナの歌
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