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2014.05.04 Sun ワンマン後記

六年間使い続けたパカパカケータイを卒業し、慣れないスマートホンに翻弄されて文体にまで揺らぎのようなものを感じながら、半分白目で久しぶりの日記を書いています。
それにしても六年使い続けたケータイというのはなかなかすごいですね。塗装の剥がれ落ちたボディーはまるでほとんど既に発見されてしまっている宝のありかを示す古い地図のような見てくれで、そこから得られるものはもう何もないと語りかけてくるようだった。それでもそれは履き慣れた靴のように、僕をいつもの場所へ迷わずに連れて行ってくれるものではあったのだ。
身に余るスマホいう名の猛獣の首に 紐をかけようとして振り回された私は今完全に迷子です。

4月28日のワンマンライブを終えて、腑抜けによる骨抜きの数日間を経て今日に至ります。
進藤宏希ワンマンライブ@扇町パラダイス『そのあしで、帰らぬ旅に出る』、お越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
迷いはぜんぶ楽屋の洗面台に吐き出してきたはずなのに、音を出して暫くの間は、自分に噛み合わない自分を感じていました。準備の下手な自分を心底憎む瞬間がありました。それが一番の反省。遠のこうとする意識を繋ぎとめて引っ張り込むのに全ての体力と短いとは言えない時間が費やされました。
思えば色んなことを考えていたなぁ。誰のために歌ってるのかとか、音楽のことだけ考えようとか、あの子は今何してるかとか、ばあちゃんのこととか妹のこととか。
どこからか、何も考えなくなっていた。そうや、あいつが遅れて入ってきたあたり。まだ遅くはなかったと、僕はそう思いたい(まぁそのあといきなり弦切ったけど)

その後は、もう夢中だった。必死というわけではなく、ちょっと夢の中みたいだった。なんというか音楽との一体感があって、体力ならとうの昔になくなったわけやから、まるで意識を失ったパンチドランカーが本能で倒れずに闘うという、漫画でよくあるあの感じ?(笑)あんな感じやったかもしれんです。透明になりそうやった。
やがて今まで最高の景色が目の前に広がりました。それは忘れるまでおれだけのものにしたいから書けないけど。大したもんじゃないかもしれんけど、あの人が笑って手を上げて、あいつは俯きがちに揺れていて、見せてくれたんは客席を照らしてくれたのだろう安井さんで、それは美しい光景やってんてほとんど書いてもうてるやん!!

反省や、無力感も山ほど。ただ音楽を提示したかったのに、結局捨て身の先の人間の部分しか見せられたものはなかったかもしれない。
それはそれでいいのかも。僕は自分の人間性の魅力に自信がないから、そういうライブは向いてないとか思ってたけど、考えるまでもなく人間が鳴らすものなんやし。それでも完成度の低さや、未熟なステージングは反省して、レベルアップしていかなあかん。マイナスなことやけど今日は書かせてくれい。

でも、それでもですね、僕は嬉しかった。受け取ってくれることはまるで、伝えてくれることみたい。僕は最後みんなの顔を見ようとしていた。

本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


2014年4月28日 『そのあしで、帰らぬ旅に出る』 曲順

1. 旅にでようぜ
2. Blind
3. ムーンサイド•リバーライト
4. 最高にしあわせ
5. 扉は閉ざされたまま
6. Dのバラード
7. 普通の暮らし
8. 空の
9. 海を拓く
10. c.y.k.
11. 積乱雲遠ざかる 夏の群青持ち去って往く
12. WALK
休憩
13. 明日の前の日
14. オータムソング
15. さよならしようか
16. 箕面
17. breathing
18. 無名の天才
19. 月光讃歌
20. 8月10日
21. 僕ら星空を見た
22. 夜の砂丘
23. しずかなよるに
24. 道
25. 名もなき日常
en. 旅立ちのうた
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