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DIARY

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2018.05.06 Sun

愛知にやって来て三日が経った。僕にとって四年半とちょっとぶりの一人暮らしである。まだこの部屋をホテルとそう変わらないように感じているけれど、なるべく心地よく暮らしたい。
この三日間、僕は一駅離れたイオンに通って必要なものの買出しや自転車に空気を入れたり、名古屋にも買物に出たり、チャリンコで付近を走り回ったり迷子になったり、あとは料理をしたり酒を飲んだりしていた。
全く馴染みのない土地に住むのでアウェー感ははじめからわかっていたことで、その点に関しては傷つくようなことは今のところない。ホームシックはある。
カルチャー面での違和感は幾つかあって、名古屋の人はエスカレーターを歩きませんね?僕はやっぱり関西人やからせっかちで、エスカレーターでもガンガン歩きたい。あと車の運転マナーが比較的良い気がする、さすがです。
でも人は少し冷たく感じる。全国的にみたら関西人が暑苦しいだけかもしれんけども。名古屋駅の名鉄百貨店で仕事のときに着用するためのベルトを買った。メッシュのベルトで、一見カジュアルに見えたけどスーツに合わせても大丈夫というから、ほなということでスーツ合わせた感じを見てみたいと言って、相手してくれた売場のおばさま(スーツ着てはる)にそのベルトをつけてみてもらった。その時点でおばさま若干やらされ感あってんけど、おれがクールビズの時期なんでシャツだけに合わせた感じも見たいからジャケット脱いでもらえませんかと言うと「ご勘弁ください」と断られました。おれおばさまにセクハラした感じになってしまって、申し訳ないことした、かもしれんけど、なんかすごい辛かったよね…
まぁ名古屋関係ない話かもしれんな。

愛知での生活で大事にしようと思ってるのは健康と精神的充実(ホームシックは置いといて…)
健康に関しては、飯の質と酒の量を気をつけるのと、あと運動。晴れた朝はジョギングをします私。近所の川の向こう側の川原を走ります。太陽の光しっかり浴びて体のリズム作りたい。
体の健康に必要な要素は皆大体同じと思うけど、精神的充実、心の健康となると必要な要素は人それぞれですね。僕の場合、大事にしたいことは三つあって(ホームシックは置いといて…)「物語に触れ続けること(読む/書く)」、「音楽に触れ続けること(作る/演奏する/聴く)」、そして「自分が今立っている場所を確認し続けること(人生を俯瞰したり今の状況を記録したり…日記とか。)」がそれに当たる。心の健康というよりは、自分を保つ方法という方が合ってるか。
物語に触れることは本屋さえ確保しておけばどこででもできるし、立ち止まって過去を振り返ったり未来を想像したり周りを見渡すこともどこにいたってできる。問題は音楽だ。
三日前から住み始めたこの部屋は、今までの人生で一番壁が薄いようで、隣の部屋の人の咳払いや、色んな音が漏れ聞こえてくる。今もいびき聞こえてきてる。。
ここでギター弾いて歌歌ったらどうなるか。いくら愛知の人が他人にあまり干渉しないからといって(そう感じる。人をジロジロ見るようなことをしない)、騒音で生活を冒されたら、場合によっちゃすごい理詰めで怒られそう。りりしい眉の真顔で怒られそう。会社とかにもチクられそうやし、法的に攻撃したり社会的に抹殺したりされそう…。
そんな僕ですが、素晴らしいスタジオを見つけました。近所の川のこっち側の川原です。ちょっとフィリピン人とかの不良みたいな奴とかウロついてますが、練習できそうなナイスな川原です!今日の夕方そこで久しぶりに少し大きめの音でギター弾いて歌ってみて、めっちゃ救われた感じやった。。すぐ雨降ってきて二曲でやめたけど。
そういうわけで体の健康は向こう側の川原、心の健康はこっち側の川原と、近所の川に依存してなんとかやっていきたい。晴れた日は毎日少しでも練習しに行きたいな。よう考えたら雨の日は運動も音楽もできへんけど、そんな日は家で大人しく本読んで酒を飲もう。
川原の近くにはコンビニもある。練習を終えたら缶ビール買って飲みながら帰るのだ。そんなこと想像して雨の中家に向かって歩きながら、愛知に出てきて初めて少しわくわくした嬉しい気持ちになった。ついにおれも川原の人になったのだ、川原は偉大だ、ASAYAKE01や重田拓成を育てた。
しかし思えばどこに行っても音を出せる場所を探しているなぁ。いつも僕が熱視線を送ってしまうのはあのコンテナみたいなロッカールーム的なやつ。あれ借りて、ドラムとかアンプ持ち込んだら使い放題のスタジオにできるんちゃうん!?ってきっとみんな考えたよね。音楽って不思議やなぁ。音を出すことに不自由する僕らはそれにいつも飢えている。

明日から仕事が始まる。僕にとって新しい環境、新しい会社での新しい仕事だ。そもそも赴任休暇とゴールデンウィークの合わせ技でまさかの16連休だった。社会復帰できるのか。
仕事のときは仕事のことだけ考えて、集中したい。仕事終わったらもうめっちゃ他のことばっかり考えて楽しくいたい。切替王におれはなる
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2018.05.06 Sun それから

曲のでき方にも色々あって、未完成のまま温め続けている曲もあればものの五分で口ずさんでハイ出来上がりというものもある。後者の場合日記のようなものだ。その日その時の気持ちを吐き出したかったり、記録しておきたかったりという思いからスルリと作曲を行う。概して、中身に大したこだわりは無かったりする。人に聞かせるよりもまず自分のための行為だからだ。たいてい、何かしながら作る。
今度の曲は、名古屋から今住んでいる大高までの普通電車の中、電車を降りたホーム、駅から家へ向かう道などで口ずさんだり、頭の中で歌いながら作った。こちらに越してきたその時だ。
久しぶりに日記としての曲ということで「5月4日」というタイトルにしようかと思ったけど、途中から少し、ただの日記のようにはしたくなくなってきて、あと最後になって「それから」というタイトルが落ちてきたのでそれにしようと思う。まぁちょうど夏目漱石の「それから」を読んだのでそれからパクったのですが…。


---『それから』---

寝ぼけたまま鈴を鳴らし
降り立った小さな駅

今日から君だけが友達
会いたい あの子に

不器用なりにまめな僕だから
ちゃっかりこの町を愛すかも
君が思うほど僕は正直者じゃないのさ

明日の朝 息を止めて
隣を見て 目を瞑って
また開いて 立ち上がって
カーテンを開けて
それから

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最初に書いた歌詞から、余りにも個人的な部分は少し変えた。けど、一番拙い部分は変えられなかった。
昨日の夜遅く、近所の河原に行って小さな声で歌ってみた。きっとそのうちにいつか、歌わなくなる曲かもしれないと思った。だけど今の僕を支えてくれる。