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2015.05.17 Sun アルバム「旅立ちのうた」について


4/27に発売した新アルバムの紹介をします。
アルバムタイトルは「旅立ちのうた」、8曲入り1500円です。

収録曲
1. 名もなき日常
2. FEBRUARY
3. 扉は閉ざされたまま
4. 無名の天才
5. しずかなよるに
6. breathing
7. 旅にでようぜ
8. 旅立ちのうた

既に買って聴いてくださった皆さんは本当にありがとうございます!大変有難いことに、「めっちゃ良い」「一曲目でもう泣いた」「長年の悩みであった肩凝りが解消された」と言った感動のお便りが、全国から続々と届いております。

せっかく出したのに今ライブ休止中やから、買えへんやん!という残念な状況を打破すべく…!
『 通販 』します。メール、電話、Twitter、なんでもご連絡ください。送ります。ゆうパックで送ります。
お支払い方法はじかにメールにて!
基本振込にしようと思いますが、会う予定のある人は次会ったとき、とかでも大丈夫なフリーかつインディペンデントな地下歌手です!ご遠慮なくどうぞ!なぜならほんま聴いて欲しいから!

そう、二年間という外タレ並のレコーディング期間を経て(途中一年半近くサボったね…)、20代から30代になり、得たり失ったりしながら色々なものを込めて作り上げました。クレジットの上では「作詞作曲」と「プロデュース」は進藤宏希で、「レコーディング・ミキシング・マスタリング」が荻野真也やけど、実際はプロデュースも半分はオギーと思ってます。
今、書くこと考えながらCD作成のあれやこれを思い出してたら、めっちゃオギーと飲みに行きたくなってきた…ちなみに今おれは一人新幹線でビール飲みながら日記書いてるねんけど…
まぁええわ、とにかく、二人でああでもない、こうでもないと作り上げていきました。マイペース過ぎるおれによく付き合ってくれたと思ったりもする!あと、おれは結構ぶっ飛んだアイデアで突っ走ろうとしたりするタイプなので、聴いてくれる人に伝わる形やったり、バランスの取れたアレンジやサウンドに中和してくれる相棒がいると助かる。裏々の村木にしてもそう。
次はまた、もっと自由にやれると思う。また頼みます。

ほんまに、良いアルバムになった。おれは、そら客観的には聴けないし、手前味噌やけど、本気と本心しか詰まってなくて、聴いてて泣きそうになるときもある。どんどん自分の音楽も人生も更新されていく、過去になっていくけど、なるべく長いこと大事にし続けたいな。今回の作品はとても大好きです。
独特な雰囲気を持ったアルバムなような気はする。昼間から夜を経て夜明け、最後に青い空が見えるような気がする。全曲に対する思い入れや秘話なんかを書いていきたい気もするけど、需要も時間もなさそうなので一旦やめとく。。


参加してくれたミュージシャンについては触れたい。

まずはZweigのボーカル・鉄琴担当、みきちゃん。彼女に「しずかなよるに」で鉄琴を弾いてもらいました。みきちゃんのメロディセンスと音楽的な勘は素晴らしくて、淡々としたあの曲に絵本のような色彩を添えてくれました。それが欲しかってんって感じ。録音してから発売まで二年以上も待たせてごめん。。

たかぎしゆかさんに「旅にでようぜ」でピアノを弾いてもらいました。この曲は出来たときからピアノのリフが頭にあって、それをギターで弾いてたけど音源はもともとのイメージに近づけたかった。頼みたい人はたかぎしさん以外にいませんでした。結果、たかぎしさんにお願いして、本当に良かった。

カーテンズ、イエンドエンドや他にも引っ張りだこなギタリスト、田中陽介くんに「旅立ちのうた」でギターを弾いてもらいました。最初は参加してもらうつもりなかったんやけど、あるときこの曲を一緒にやってもらう機会があって、そのときのギターが耳から離れなくなってしまって。欲しいリズムで音を出す人が意外といなくて、彼しかいなかった。
マジでめっちゃいいギター弾いてくれて、レコーディング聴きながら泣きそうになってもうたのです!

裏々の村木雄一に、「旅にでようぜ」「旅立ちのうた」二曲でベースを弾いてもらいました。もはや彼のベースラインは僕以上に僕の心象を語ることもある。旅立ちのうたのベースはめちゃいいです。

ジャカランタン、他多数のバンドで活躍する大阪のデニチェン(違うか…)、いや加藤茶(違うか…)、まぁええわ、志村和大さんに「旅にでようぜ」「旅立ちのうた」でドラムを叩いてもらいました。志村さんのドラムは、かっこいいねんな。で、優しかったです。とても地に足のついたドラミングやけど時々(いや、随所に)「志村さん!」というところがあって、「旅立ちのうた」の大サビでは僕を泣かせてくれます。

最後、たかぎしゆかカルテット、ベロニカで耽美なギターを奏でたり艶やかな歌声を響かせたり、地味にピアニカ吹いたりしてる安井淳さんに「旅立ちのうた」でピアニカ吹いてもらいました!!
参加ミュージシャンで唯一録音一発OK、録音時間二〜三分というプロフェッショナルな一面を見せてくれました。旅立ちのうたにはこの音が必要やったんです。アルバムの最後に、晴れやかに歌ってくれました。
ピアニカの音が欲しかったっていうのはほんまにほんまやけど、ほんまは無理やりにでも安井さんに参加して欲しかったっていうのもあります。


とりあえず以上ですね。書き漏らしたことが浮かんだらまた書きます。
CD買ってください!


次は休止中の活動(矛盾?)について書こうと思ってます。
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2015.05.06 Wed たまにはええやんvol.2

2015年4月27日(月)大阪 扇町para-dice、進藤宏希レコ発企画『たまにはええやんvol.2』、無事終了しました(日記での報告が遅くなりました…)
来て下さった愛しい皆さん、来ることはできなかったけれど気にかけて下さった愛すべき皆さん、本当に、本当にありがとうございました。心から感謝してます。そして愛するパラダイス、6周年おめでとうございます。やらせてくれて本当にありがとう。

日記での報告はこれまた出来てなかったんですが、知ってる人は知ってますが、4月12日に自然気胸という肺に穴が開く病気を発症して人生初の入院をし(穴が開いたのは多分4月7日頃。耐えられなくなったのが12日…)、幸い手術せずに自然治癒出来たものの丸二日間の入院後もしばらくは自宅安静を余儀なくされました。倒れたのがレコ発イベントの二週間前、入院期間は最初二週間とも言われたし、イベントを実現出来ないのではという不安がよぎりました。
幸運にも順調に回復し、「当面無理は禁物」という釘をさされた上での社会復帰を出来たのがイベントの一週間前でした。
退院後、イベント出来るかどうか、本気で悩んだけど、やっぱりどうしてもやりたかった。4月27日以降、僕はしばらくライブ活動をストップするし、完成した作品をきちんとお披露目する機会は今を逃すわけにいかなかった。
それに、図らずも今回のイベントの一つの趣旨は僕がたくさんの人とコラボするというもので、僕の足りないところを補完してもらえる余地のあるものだった。なんとかなるような気がした。これは逆境を逆手に取った面白いものが作れるんじゃないかって。僕には今、頼ることのできる人が少なからずいる、と思った。

病気を経て、また少し変わった自分を見てもらいたいという気持ちもどこかにあった。そのときにしか出来ない歌があると思う、歌が作れるって素敵だよねと、石川秀明さんは僕に言ってくれた。久しぶりにギターを持っても、弾くだけでしんどかったし、歌は思うように歌えなかった。痛かったし、何より前みたいに歌ったらひょっとしたらまた肺が破れるんじゃないかと、歌うのが怖かった(事実、熱唱すると穴が開くことがあるそうで。穴が塞がって間もない今は控えるべきと医者からは言われた)。でも、小声でも魂は込められる。歌いたいと思った。か細い歌でも、聴いてもらいたかった。

イベントの約一週間前、パラダイスに電話したとき、最初は、やめとけって言われた。何よりもおれの身体のことを心配してくれた。それでも、どうしてもやりたい、やれると思うということを伝えたら、志村さんはイベントを成功させる方法を一緒に考えてくれた。安井さんは「お前の曲なら俺がなんでも歌ってやる」と言ってくれた。瀧井さんもおれの代わりに歌ってくれると言ってくれたし、「ありがとう」と言ってくれた。

色んな人とコラボする中で、カーテンズ/イエンドエンドの田中陽介くんと二人でやろうとしていた曲に、前のアルバムから「Dのバラード」があった。当初は自分で歌うつもりだったけど、この曲は熱唱系で、普段のコンディションでも歌うのが大変な曲なので、今の自分には歌えないなと思った。でもどうしてもやりたくて、どうにかならないかなぁと思った。誰かに歌ってもらえないかなと思ったとき、頼るべき人の顔が見えた(志村さんと相談しながら。志村さんも同時に同じ人のこと考えてた)
イベント約一週間前のその夜、オガサワラさんに電話した。オガサワラさんは「声かけてくれてありがとう」と言った。オッケーさせてもらう気でいるけど、一応明日まで最終回答待って、仕事の都合確認したいからと言って電話切ってから30分後になぜか正式回答くれた。笑
おれは本当に幸せ者だと、その日わかった。


気胸で倒れて自宅療養している間、練習も出来ないし時間だけはたっぷりあったので、イベント当日に来てくれた人にプレゼントする特典CDを用意したりしてた。しょうもないけど、僕的には気に入ってるやつで、受け取ってくれた人は楽しんでくれたかな。
一方、肝心のアルバムをプレスの業者に入稿出来たのが実は気胸で入院する前日で、それも時間ギリギリな感じで志村さんに手伝ってもらいながらパラダイスで作業してなんとか入稿できたというものだった。で、無事完成版が自宅に届いたのがイベントの5日前。もし11日に入稿まで進んでなかったらと思うとゾッとする。

そんなふうにして、全てがギリギリだったけど、たくさんの人(と言って差し支えないと思う)の激励やお祝いのメッセージも頂いて、不思議と静かな感慨の中僕はイベント当日を迎えた。その日を迎えられただけでもう十分に嬉しい、というのは初めてだった。それが良いことか、良くないことかはわかんないけど、僕はもうしばらく前からこの日を自分のための日にしようと決めていた。歌えるだけで嬉しいんだから、全部を一番楽しんで、喜んでしまおうと思っていたし絶対そうなるという確信みたいなものがあった。


当日、コラボメンバーの陽介くん(カーテンズ/イエンドエンド)に買ってきてもらった15個の中村屋のコロッケを中心にして(?)リハーサルは順調に進んだ。陽介くんはこの日たぶん6個か7個ぐらい中村屋のコロッケを食べていたと思う。今月3回目やとか言っていたと記憶している。今月の累計では20個ぐらい食べているのだと思う。少し心配だがよく食べて健康的でいいと思う。敏腕PAオギーは中村屋のコロッケを食べてこの日コロッケの概念が変わった。何の日記や!!

そして本番。
オープニングゲスト、畑下マユ。彼女の歌を聴くと泣き笑いみたいになるのです。ただのファンです。出てくれて本当に嬉しかった。どこまでも行ってほしい人なので、どこに行ってしまっても、僕の大事な日を開いてくれた人であることが、嬉しいです。パラダイスにもまた出ることなったみたいやし、それがまたとても嬉しい。

そして僕の出番でした。始めからお客さん満員でほんとに嬉しかった。

◼︎ソロのセットリスト
1. 4月、胸の空洞に降る雨について(インスト)
2. 僕の知らない歌を教えて
3. さよならしようか
4. 正しい生活
5. 無名の天才
6. 歩く人
7. breathing

最初の二曲は新曲。退院した日にできた曲。この二曲をやりたかったことが、イベントへの気持ちの源泉の一つになりました。まだまだ下手くそやったけど。少し震えたけど。
生きていくことは、新しい歌を知ることみたいだと思ったりしたから。
歌うのは嬉しくて苦しくて、悔しかったり、申し訳なく思ったりする部分もあったけど、それも一つのライブだった。おれはフラットになれる場所を持っているという感覚すら、あったように思う。歌ってるときのこと。もう歌ってる自分と、そうでない自分のどっちが素なのかよくわからない。というか、歌うことは不自然なことじゃないんだなと、今更のように思った。

7曲ほどやって、第一のゲストを召喚しました。まずはたかぎしさんとのデュオ。「こうちゃんの歌」という曲をやった。
たかぎしさんのギリギリの低音の歌声にゾクゾクしたし、サビのコーラスが本当に素晴らしくて忘れられない。音楽の喜びを噛み締めながら演奏できました。

次に、Zweig みきちゃんとのデュオ。「しずかなよるに」と「月光讃歌」という曲をやりました。みきちゃんの歌声はちょっと特別で、会場を虜にしたことと思う。月光讃歌、一緒に歌ったんやけどめっちゃ気持ち良かった。終わりたくないと思いました。

次、陽介くんが入ってみきちゃんと三人で「オータムソング」。陽介くんのギターは全方向から信頼してる。これはほんま価値ある一曲に仕上がってたと思う!みきちゃんの語りで昇天!これぞたまにはええやん!でした。

次、いよいよシークレットゲスト、オガサワラヒロユキ登場。陽介くんと三人で「Dのバラード」。
2サビ終わりの間奏、陽介くんと二人でギターストロークしたこと、大サビで拳上げてオガサワラさん立ち上がったこと、おれ本当に忘れない。
泣きそうでした。

次、Mr.パラダイス、ジャカランタンの瀧井さん登場。デュオで「普通の暮らし」を演奏した。おれの曲を瀧井さんが熱唱してくれるというのは光栄以上の何かで、オガサワラさんで感極まってたおれはまたも泣きそうやった。あの歌声とハーモニカ、最高でした!ほんま幸せ者や…
瀧井さん歌詞とんだとこあって、そこ即興(?)で瀧井さん節の歌詞つけて歌ってくれたのがめっちゃツボでした。たまらんかった。ちなみに瀧井さんは音源に音では参加されてないけど、今回の録音の旅の最終地点、丹波市にあるエンジニア荻野真也の実家への移動で車と最高のドライビングを提供してくれはりました。

次、安井淳ソロ。「夜の砂丘」をやってくれました。珍しく、緊張してはった?のか、自分では終演後「滑った」「滑った」って言ってて、スベルンというニックネームまでついてたし、「明日からまたゼロから出直しや」とか言ってたけど笑、僕は感動しましたよ。あの声とギターで自分の曲カバーしてもらえるってやばくないですか?雨市うらやましいわ…

最後、バンドセットで「旅にでようぜ」と「旅立ちのうた」をやりました。旅でよは、ドラム志村さん、ベース村木、ピアノたかぎしさん、アコギと歌進藤という編成。旅にでようぜという曲は、やり出した当初から特別良い曲だと言ってくれる人がけっこういたのですが、志村さんはその筆頭でした。志村さんの柔らかい部分がバッチリ出ていて、すごくドラムに寄り添えて演奏出来た気がして感動した。で、たかぎしさんのピアノ素晴らしいんです。もう、語り過ぎは良くないですよね。ほんまCD聴いてほしい。
旅立ちは、リズム隊は同じ、ギターに陽介くん、ピアニカのソリストとして安井さん(スベルン汚名返上の絶品ソロ…)を迎えて演奏しました。最高でした。涙が出そうになりました!涙が出そうになった理由は、一言で言ったら一体感でした。バンドもお客さんも、客席にいる出演者も、こっちに向かってくる感覚があって、あとなんか笑顔みたいな感覚があって、あれって何なんですかね?愛…ぐらいしか言い方が…笑…あと、自分が歩いてきて今ここにいると思ったからです。陽介くんのギター、いつもクールやけどあの時熱くなかった?おれはそれが感動した。むちゃらんのベースラインは僕の心音です。そして相棒オギー、ありがとう。

アンコールもらって、一人で「箕面」をやりました。終わりにしちゃ渋すぎたけど、だからじゃないかわからんけどもう一度アンコールをもらいました。地味に人生初です。
最後、何歌おうか迷ってたら、安井さんからリクエストが。
「Blind」をやりました。2009年の秋、初めてパラダイスに出たときに最初にやった曲。久々過ぎてたどたどしかったけど、この曲で終われて良かった!


長すぎるんでこの辺で終わります。
音源のことや、これからの活動のことは、また別の日記にでも書こうと思います。色々のこと少しずつ考えて、そしてちゃんとお披露目していきます。これからも頑張りますので、さみしくないです。

こんなこと書かんでもええかもしれんけど、自分のために書きます。今回のレコ発イベントは、実はやっぱり賛否あって、楽しんで頂けなかった方もいらっしゃいました。申し訳なかったし悔しかったけど、そのことを伝えてくれて嬉しかったし、おかげでまた視野も広がる気がします。何より次に向けてのモチベーションにもなりました。ありがとうございます。

それではまた!たまにはええやんvol.3いつやれるかわからんけど、新しい音源のイメージはめっちゃあるんで、そう遠くないうちに。楽しみにしててください!

ありがとうございました!!!
あ、写真はテコさん(JACKSTRAW)のツイッターから拝借しました。ありがとうございます!!